負の数×負の数=正の数?

はてなブックマークにもブックマークしてあるんだけど、このページの内容に納得がいかなくていろいろ調べてみた。

何が気に入らないかって:

マイナス同士の掛け算というものが何なのかぼくたちはまだ知りません。でも、きっと分配法則くらいは成り立つでしょう。

というフレーズが気に入らない。負の数のかけ算を知らないということは、分配法則が働くかどうかも分からないわけで、これは推定にすぎず証明ではないよね。

で、どこが気に入らないかということをつらつらと考えてみるに、根本的には:

(-1) = (-1) \times 1

というのが気に入らない。-1を1倍したら-1だというのは、直感ではもちろん分かるし、生活上ではそうやって使っているんだけど、これは本当にそうなんだろうか。

Wikipedia符号 (数学)という記事の符号の演算という項にこのことが若干載ってるけど、これも答えにはなってない。(-1) = (-1) \times 1というのは定義なんですかね。やさしくいうと、-1を1回0に足したら-1だ、ということかな(これも微妙に納得はいっていない)。

そこまで考えないといけないとは。おそるべし。

この項目を書くのに

mimeTeXまで持ち出してしまったのだが、\timesを表すにはどうすればいいか分からなくてLaTeXのマニュアルを引っ張り出したのは内緒だ(笑)。だって、普通使わないじゃん。