フタコイ オルタナティブ

第7話「双葉恋太郎最初の事件」。今週はレターボックスサイズでお送りします。「親父が死んだ」。2002年冬。川に投げ込まれるライター。「そういや、アレ高かったんだっけ」。大学を中退したが、まだ跡を継いだつもりはなかった。「どーすんだ、お前は」。夢の中へ。そして現れる双子の少女。「……だから、私たちの依頼を解決できたら探偵を継ぐ。できなかったら継がない」。イカレポンチ1名。形而上学的銭湯ってなんだ。象さんいうなー。「スキあり!」

「さて、探偵はどうやら、俺らしい」。にしぐちこうえんにむかえ。「私たちを捜してください」。常に見える親父の背中。「結局、誰かが誰かに変わることは出来ないのさ」。火のついたジッポ、降りしきる雨。「戻りたくない!」雨が止む。「みーーーーーーつけたぜぇぇぇぇ!」「捕まっちゃった」。「たいして変わっちゃいない。ほんの少し、変わっただけだ」。続く。そして次回予告で震えたね。たい焼きはしっぽまで食べましょう。