メモ

昨日の惨事についてはやっと復旧したわけですが、IRCでその話をしてたら某わるくれた人より

っ[TortoiseSVN]

とかされたので調べるだけ調べておく。すいませんSubversionって使ったことないですうぐぅ。……ふんふんなるほど、ネットワーク的な透過性は確かに利点ですな。ただ、基本的に一人でしか使わないと思うので*1、あんまり意味はないかなあ。

うーむ

正直この業界、電子化の進行が遅いので(DTPは多少先行してるけど)、一人だけいろいろ取り入れても難しくはあるのだよなあ。たとえば「ライターやデザイナーのためのCVS/Subversion」とかいうドキュメントを作ったとして、そこまで理解がついてくる人はほとんどいないだろうなあ。書き上げたものと実際に出版されるものは大幅に違うし、そこでの作業ってほとんどがデータじゃなくて紙だしね。何がオリジナル(だった)か、というのは結構どうでもいいという意識が根底にある気もします。それっていいのかな。わかんないけど。

今やってるのはあるゲームの攻略本で*2、当然一人じゃ無理なので3人+αのチームを組んでやってるんだけど、誰がどこまで進行しているのか、つーのはプロジェクトリーダー(わしではない)しかわかんないわけで。たとえばわしが「ここまで書いてる」って情報がリアルタイムに共有できて、嘘があったらヨコから手を出すとかいう環境があれば作業の効率化ははかれるよなあと思います。結局、文章を書いてるか、それともコードを書いてるかの違いで、やってることは一緒なんだよね。この辺なんとかならんかしら。会社に所属してモノを書いてたときは、チームが一部屋にいたからこういう悩みってあんまりなくて、共有ファイルシステムと排他管理くらいですんでた(とはいえ結局原稿をRDBにつっこんで管理とかもやってましたが)面はあって、こういう悩みが出てくるのはSOHOならではでは、なんだろうね。

そういう意味では

出版にかかるプロセスにおいて、プロジェクト管理ってのも、わりとぐだぐだではあります。出版社の編集者の技量に寄るところがとても多くて、でかいプロジェクトだと制作進行さんというのを別途立てたりはするんですが、基本的にExcelのファイルに日付と締め日が書いてあるだけ、とかいう状況なのよね。もうちょっとがんばってると、「ここまでは書いた」とか、Excelのシートに色を塗りながら管理したりしますが、あくまで人力なのでいろいろとあれでそれ。この辺も「便利なツール」を使えばもっと改善できる(つまり、計画的に仕事が進められる)気がするんですが。たぶん。きっと。そうなるといいな。

と、とりとめもなく書いて寝る。とりあえずWinCVSTeraPadでかなり快適な環境ができたので、あとは脳みそにある情報をテキストとしてアウトプットするだけですよ〜。

*1:ライターってしばしば共同作業になるから、実はみんなでこういうバージョン管理システムをつかうと楽ではあるんだけどね。

*2:あるゲームってのは近日中にお知らせします。正直、おすすめです。