週刊フジテレビ批評特大号

早朝ですが、久々に資料性の高い番組をやってます。フジテレビ黎明期からのアニメ制作について、当時の編成部長、プロデューサークラスの人間、製作サイドの人間が出てきていろいろ語っています。

フジテレビがテレビアニメで果たした役割というのはかなり大きいことがわかりますな。これをたまたまチェキっている(しかも録画まで回している)わしは結構カンがいいのかもしれない(自画自賛)。

「アニメってのは基本的に局が外注しているもの。そのため、局と制作者の共有意識を持つのが難しい」

っていう話はなるほどなあと思う。まあ、最近のバラエティもほとんど外注になってて、同じような問題がでてる気はする。でも、アニメは特にその傾向が高いですな。これを防ぐため、各種権利を局が押さえたりしたのはフジが最初という認識でいいのかな。

あと、「ハイジ」のころからすでに線録りしてたという証言がw 今は量産しすぎでキツいことになってるけど、作業量的には当時のほうが何倍もキツかったんだろうなあ。

最後に現在のアニメ統括担当から。ノイタミナ枠に関してはわりと情熱を持っているようですな。21時台に60分アニメをどこが最初に始めるかってのは重要事項という認識。テレ東も意欲を見せていた覚えがあるんですが、どうですかねー。マンガ原作のドラマはだいたい浸透したし、西遊記みたいなのもアリっぽい雰囲気ですが、アニメ表現で押したときにいけるのか。NHKアニメ劇場が苦戦してるようなのでちょっと及び腰なんじゃないかなー。

まあ、そんな感じで結構面白かったです。審議会のネタ垂れ流しだけじゃなくて、たまにはこの手のネタもよろしくね。