赤福 for Firefox

以下特定掲示板とそれに対応したFirefox拡張の話題。わかんない人はスルーで。

というわけで双助の機能がちゃくちゃくととりこまれているわけです。XUL+JavaScript(+XHTML)だけで書かれたP2Pソフトウェアってのは初めてみたわけですが、やればできるんだねえ。まあ今までもXMPPライブラリとクライアントとかあったので、できないわけではないのかと思いつつ、やっぱり驚いた。

まず心配するのはセキュリティモデル。コンテナを元にアレする方法は、どうせブラウザだしコンテナを開けて表示することが前提なので、ダメなときはたぶん素のFirefoxでもダメな気がする。ただ、現在の最新版ではリレーが実装されたので、開けなくてもリレーで伝達されるコンテナがあるね。これが原因でアレするかも。わかんないけど。プロトコル的なアレは書かなくてもわかるはずので、略。毎日仕様変わってるし。

あとは実効性なんだけど、やっぱpythonが必要だった双助と比べて格段に効いてますな。混んでるときのmayなんて読んでられなかったのが、とりあえず読むだけならだいぶマシになった。o2onみたいなのと違って「今、そのときに効果がある」ので、アプローチは大正解だと思うね。掲示板側がMD5を返すとか、そういうデータの正当性をある程度保証する仕組みを導入すると完璧になるかもしれない。ただ、それは本来目的であるサーバーの負荷を軽減することと勘案すると、たぶんNGなんだろうなあ。となると、P2Pネットワークが相互信頼で担保してくしかない。これはたぶんP2Pソフト組んでる人が永久に抱えていく課題だねー。

今後o2on的な機能を付加するのかは中の「」の思惑次第だとは思うけど、P2Pネットワークが半永久的に保存するのは、掲示板の性質上まずい気がする。保管庫は保管庫の管理者の責任においてやってるのでまた性質が違うし。消えた後数時間読めたりすると便利だからあってもいいかなあとは思うけど。誰が「消えた」瞬間を持ってるかがわりと不確定なので難しそうだなー。ヘタすると秒単位だからね。

とりあえず中の「」はすげー。リスペクトしとく。